EXHIBITION

中比良真子個展「Piece of Presence」

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中比良真子個展「Piece of Presence」
5/25 wed.-6/7 tue. ※最終日のみ18時閉廊
レセプションパーティー 5/28 sat. 18:00-
お気軽にご参加ください。

中比良真子の個展「Piece of Presence」を開催します。
油画をベースに様々な風景をモチーフに作品を発表し続けている中比良真子。
DMOARTSで約2年ぶりとなる今回の個展では、
いくつかあるシリーズの中から「窓」にフォーカスを当てた2シリーズと展示します。

room+2

この度の個展では、「On the way home」と「Transparent room」の二つのシリーズを展示致します。
二つのシリーズに共通する点は、モチーフが窓であるということです。
同じ窓でも「On the way home」ではそこに住む人々の存在を切り取ったものとして、
「Transparent room」では外と外の途中にある内側の空間を切り取ったものとして描いているという、大きな相違点があります。

窓は「外」と「内」を繋ぐ境界線のような存在であり、四角く区切っただけでそこには距離と空間が生まれます。
このことから絵画(キャンバス)そのものと性質が似ているような気もします。
窓の中へ手をのばせば部屋に届くはずなのに、窓を開け放ってしまえば外へ繋がっているのに、
窓を挟んだ向こう側の世界は何故かいつも少し遠くに感じられます。
狭い土地にぎゅうぎゅうに住んでいるわたし達にとって、
たくさんに区切られた空間の中でお互いが干渉せず全く異なる生活を過ごしていることは、
ひとつの幸福だと言えるかもしれません。

わたしが描いているのはドラマチックな場面や場所ではなく、身の回りにあるそのままの風景でしかないのですが、
だからこそ四角の向こう側に見える景色は、誰しもの記憶の中にあるのではないかと思います。

中比良真子

【略歴】
1979年 滋賀県生まれ
2004年 京都精華大学大学院芸術研究科造形専攻修了

【個展】
2003年 Nomart Projects#2中比良真子展WATERING(ノマルエディション/プロジェクトスペース/大阪)
2004年 blooming(neutron kyoto /京都)
2006年 Kyoto Art Map 2006参加企画 bird eyes(neutron kyoto /京都)
2008年 The world turns over(neutron kyoto/京都)
2009年 here,there(neutron tokyo/東京)
2010年 Stars on the ground(neutron kyoto/京都)
2011年 Stars on the ground(neutron tokyo/東京)
     Sunny Water(deem FIVE MANSION GALLERY/神戸)
2012年 The world turns over(gallery near/京都)
     The world turns over(neutron tokyo/東京)
     Returns of The world turns over(くちばしニュートロン/京都)
2013年 Transparent room(gallery near/京都)
          Point(京都精華大学7号館7-23ギャラリー/京都)
2014年 border(DMO ARTS/JR大阪三越伊勢丹3階/大阪)